いままで危険を伴っていたワイヤのグリース塗布および汚れ落としを、高速で効率よく、かつ安全に行えるルブリケーターの登場です。直径6ミリから165ミリまでのワイヤロープに、時速2キロの速さで自動的にグリースを塗りながらワイヤの汚れも落とします。加えて独自の設計により、ワイヤの長寿命化も実現。簡単なオペレーションで1人での作業を可能にしました。
高圧・ハイフローグリースポンプ
確実にグリースを充填し、ワイヤコア部の水分を排出。幅広いワイヤロープ径に対応。
手作業を軽減
作業者の安全確保、グリース使用量の削減が可能。グリースの漏洩も大幅削減。
作業の速度と効率アップ
作業性がアップし、潤滑に伴うダウンタイムを短縮。最大2,000メートル/時の速度を実現。
確実なローププロテクション
ユニークなシール設計により、効率よくロープにグリースが浸透し、ロープ寿命を延長。
幅広いサイズレンジ
6ミリから165ミリまでのロープに対応し、簡単かつ効果的にグリースアップが可能。
使用可能グリース
NLGI00〜2までのグリースに対応。
従来機器よりはるかに優れた装置です
Viperに非常に満足しています。ドライドック時に4,000メートルのワイヤを更新するためにViperを使用しています。以前使用していたものに比べ、はるかに優れた装置で、グリースの漏れもないため作業時間を短縮でき、グリースアップにかかる費用も削減できます。4,000メートルのグリースアップ後もシールはまだしっかりとしていて継続使用が可能です。船員はこの安全で効率的なルブリケーターを使用することに大変満足しています。
ワイヤにグリースの均一な浸透を可能に
製品デモンストレーションは、直径32ミリ×200メートルの長さで行いました。デモンストレーションの終了後、ワイヤ内部の確認のため切断し、断面を露出させたところ、グリースが内部にまで均一に浸透していることが確認されました。これらの結果は、Viperワイヤロープルブリケーターがストランド外側よりコアまで完全な潤滑を達成したということがわかります。
Viperはワイヤー寿命の延長に貢献
海洋土木における環境汚染をゼロにするという取り組みの一環として、起重機船にViperワイヤーロープルブリケーターを導入しました。
これまでワイヤーロープの潤滑は手作業で行ってきましたが、ロープ全体に均一にグリースを塗布することが困難なため、大量のグリースや汚れが自然界に漏洩していました。これとは対照的に、Viperは汚れを落とし、グリースを均一に塗ることが出来、また余分なグリースを容器に戻すことが出来るため、環境汚染の削減に成功しました。
使いやすく、汚れもなく清潔で効率的
Viperを導入後すぐに3,000メートルのアンビリカルケーブルと、いくつかのカーソルワイヤで使用しました。私は26年この仕事をしていますが、これははるかに使いやすく、汚れもなく清潔で効率的なユニットです。
利益と使い易さを体感!
インクラインのワイヤーメンテナンスにおいて、Viperはこれまで使用されてきた機器に比べて簡単で使い易く、機器のもたらす利益は絶大です。
ワイヤー寿命の大幅な延長、グリース漏洩による自然環境へのダメージを考慮し、生分解性グリースと共に使用しています。
Viperワイヤロープルブリケーターは、ワイヤロープ径にあわせて”Maxi MKⅡ”、”Mid MKⅡ”、”Mini MKⅢ”の3モデルをご用意。ハウジングは高品質なアルミ鋳造製で、強力な保護塗装が施されています。耐腐食性向上のため構成するパーツはステンレスを使用。保管には丈夫なアルミケースが付属します。
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